アッシュ君イベント報告
8月14日、Maiアンドクレム邸で日ごろ活動しているアヒンサー・地球に人にやさしい社会をつくる会主催で、イラク帰還兵のアッシュ・ウールソン君を迎えて講演会を行いました。子供たちにも是非話を聞いてほしい。それも身近な人たちに聞いてほしい。
そこでフリーマーケットを午後に開きました。フリーマーケットも顔の見える人たちからのものを販売し、売り上げからアッシュ君の活動を支援しようというものです。
家の小さな庭にスローハンドの松村さんご夫婦の青空カフェ。木の下で冷たいおいしいお茶、アイスコーヒーは大人気。みんなが語らう場になりました。よかったね松村さん。
その横では山田まーちゃんのハーブの虫除けスプレー作りのワークショップが行われました。薬品ではないので、使って安全。香りもいい。さすがだな~山田さん。人が集まる。集まる。
あっという間にカウンターバーができた!
あの小さな庭の木々も楽しそうに木陰をつくっていたね。
葉月ちゃんのキャンドル作りのワークショップも行われました。お菓子みたいなキャンドルに子供もみんなおおおおお!!!かわいい!!!やさしい葉月ちゃんのキャンドルワークショップ好評。
フェアートレードショップ パオの森田さんのお店もありました。
まみちゃんショップ、えぐりの陶器もあったよ~
今日は私もアッシュに出会った記念にTシャツとえぐりのコーヒーカップを購入しました。
エコハウスのたっちゃんブースもありました。
家の中ではオランダの花やさんもとスタッフのあきこさんの体にやさしいお菓子の販売もありました。乳製品、卵を使わないお菓子、ケーキは体が喜ぶ。喜ぶ。静かな時が流れる一口。また食べたい!あきこさん、これからますます、腕をあげていかれることと思います。あきこさん、これからもどうぞよろしくね。
このイベントは売り上げることが目的ではなく、日ごろ仕事を通して人と出会ったりお金と物の交換を私たちは行っています。その交換をもっと、身近な人から行うことで、その人の経済支援、そして直接的な関係には安心と安全もあります。言葉と心の交換もあります。なぜ、だれのために作っているのか。わたしとあなたのために、美しいものの交換が生まれます。
子供たちだけのショップもできました。使用しなくなった紙で封筒をせっせと作り、キャンドルを販売し、そうかやさんのお菓子も販売し、オランダの花やさんで残った花をもってきて、せっせと花売りも始まりました。この売り上げをアッシュ君に直接手渡そうということです。子供たちは最後、花をキャンドルを手に、すべて完売になりました。
子供たちはアッシュ君にお金とお手紙を渡すのですが、アッシュ君、涙がポロリ。
アッシュ君、とっさにお礼の言葉が見つからず、子供たちの後ろを指差しました。
「見て!」
こんなお礼、美しいな~
なんと美しいアッシュ。言葉なんていらないね。
午後のお話会のはじまりです。オトヒトツのうたとヨーチの太鼓でみんなが集まり始めました。赤ちゃんを腕に歌いだしたひろっぴ。こんなことができるのは、本当に平和だ。集まって歌がうたえることがどんなに平和なことか・・・・
アッシュ君は貧しい家庭で育ち大学に行って勉強するために高校3年生のときに、奨学金を申し込みます。8年間の間にもし戦争がある場合、派兵されるという内容の奨学金、まさか戦争が行われるとは誰も思っていなかったイラク戦争、若いアッシュ君は18歳。国が進める宣伝には「平和を世界に作るために、私たちが今立ち上がり、海外支援しなくてはいけない!」というような語りになっていて、戦争へ行こう!なんて、どこにも書かれてない。
アッシュ君も戦争に行って、子供たちに銃を向けることなんか、全く考えてなかった。この奨学金制度を選んだ自分の愚かさを後悔し、誤り、涙を流してた。
戦争から戻って4年の月日がたつ今も戦争後遺症に悩まされている。同期の仲間たちの多くはアメリカに戻り自殺している。アルコール中毒も多い。先週も仲間が、自殺した。 今、ここにいる子供たちと同じ年代の子に僕は銃を向けなければならなかった。今、僕には3歳になる娘がいる。もしこの子に誰か全く知らない人が銃を向けていることを考えると、たまらない。と言いながら、肩をふるわせ、言葉を一生懸命探し、泣きながら胸の傷を教えてくれた。
日本には憲法9条というすばらしい憲法がある。戦争をしない憲法。この憲法が今、改憲されようとしている。平和な世界を作るために僕は戦争へ行った。そんな風に憲法は言葉に騙されてしまわないために、憲法9条だけは無くしては絶対にいけない!と泣きながら泣きながら訴えるアッシュ君。空に心にとけていくよ。
アッシュ君はこれからまだまだ9月中旬まで1日の休みもなく、毎日2~3講演(無茶苦茶スケジュールでびっくりしてしまいましたが・・・)を行っていくようです。大丈夫かな・・・本当にすごい全国キャラバンツアーです。
こちらがスケジュール。どうぞみなさん、近くの方は会いに行ってください。
子供たちも真剣な顔で難しい言葉に耳を傾けます。難しいから聞けないというのではなくて、アッシュ君の本当の心の声が子供にもしっかり届いたようです。憲法9条のすばらしさを伝える柴野さんの最後の言葉に私もどっと涙がこぼれた。
「作るのは武器ではなく花を作ろう。家を作ろう。」
平和のために、武器を作る。守るために武器を作る。戦争しないために武器を作る。
相手が武器を持つから身を守るために武器を持つ。相手が敵かもしれないから銃を向ける。
そんなそんな社会、世界なんて、誰も求めていないよ。
みんな花いっぱいの世界に生きたいはずだよ。
そうだよね。
こんな風に木の下で美しい人と美しいうたを歌っていたい。
毎日、毎日、この葉の下でエサを待っているお庭にカエルさんのように、
何も求めず、ただただ、そこに生きていきたい。
こうして今、生きていることは当然ではなく奇跡的なことだということを
今日もまた知った。ありがとう。みんなみんなありがとう。




















